こんばんは、F.TOMOCHIKAです。
突然ですが、「対症療法」という言葉をご存知でしょうか??
「対症療法」とは、
ウィキペディア先生から抜粋すると、
「疾病の原因に対してではなく、主要な症状を軽減するための治療を行い、自然治癒能力を高め、かつ治癒を促進する療法である。」
とあります。
僕は、「対症療法」に興味があり、将来的には、獣医師として、鍼灸マッサージ・緩和ケア・免疫療法・食事療法などの対症療法を施しアドバイスが出来る対症療法メインの獣医師になりたいなと思ってます。
というわけで、色々考えた結果、
僕は、大学では産業動物である大動物を扱うゼミに所属しました。
数あるゼミの中で産業動物のゼミを選んだ理由として、
「出来る事の幅があるから」という理由が一番にあります。
⚠あくまでも出来る事の幅とは、動物愛護・アニマルウェルフェアの理念の元に行える事です。
動物愛護・アニマルウェルフェアに関しての考察を記事にしてます。→こちら
ゼミ内では、鍼灸・マッサージ、免疫療法を学んでいこうと思っていますが、
食事療法を学ぼうと思っても、学校で学べるかといえれば学べないのです。
というのも、学校で学べる事は、「栄養生理学」といったどのように栄養が身体に吸収されるのかといったシステマティックな物であり、
「生きた経験」を学ぶことはできません。
というわけで、自主学習にて食事療法を学んでそれを自分の家族達(ペット)にあげてこそだなと思ってます。
今回から、シリーズ物で、わん・にゃんのご飯に関して紹介していこうと思っているのですが、
そのご飯を紹介するにあたり思うこととして、ネットには数ある、わん・にゃんの手作りご飯のレシピはあれど、
「本当にそれは正しい物なのか」
という疑問が湧きます。
「本当に正しい物なのか」というのは、
動物たちに適切な知識を持って飼い主さんたちはご飯を作っているのかという事です。
今日の記事は、「生きた経験」も確かに大事ですが、別途として、「栄養学」の側面で考察できればいいなと思います。
まず、よく栄養学のセミナー等で講演をされる先生が口を揃えて言うこととして、
手作りのご飯を動物たちに与えるならば、
①生で食べ物を与えない。(必ず火を通す。) |
②栄養を網羅する。 |
という事です。
一部の例ですが、
では、火を通すとどうなるか?? → タンパク質が変性します
タンパク質が変性したらどうなるか?? → 必要な栄養素の量がかわる
足りない栄養素は、
「ビタミン剤で補う」
という事になるのです。
そうなるならば、手作りフードとビタミン剤にて食餌を考えましょうとなります。
これが、一番難しい問題で、必要な量がどの程度なのか、を考えるのが難しいポイントです。
だからこそ、ペットフードが「総合栄養食」として優秀なのです。
ただ、ではペットフードで食餌をさせましょう。
となっても、ではそのペットフードの材料は本当に安全な物を使っているのか不安になる場合があると思います。
文章が長くなりましたが、
①手作りフードの記事
②栄養学からみた栄養生理の記事
③おすすめのペットフードの記事
をシリーズ化してより安全なわん・にゃんのご飯関係の記事を紹介できればいいなと思います。
よろしくお願いいたします。