獣医学生のつぶやき

これからゼミに所属する学生の皆様へ

どうも、F.TOMOCHIKAです。

 

 

 

最近は、0度を超える日が続いており、雪解けで道路がびちゃびちゃになってきておりますが、

まだまだ、春の訪れは遅く、暖房がかかせない日が続いております。

 

今日2021/02/16 明日2021/02/17は、獣医学部の国家試験であり、

友人たちも皆、そわそわしており、先程、エールを送りに友人達の所に顔を出しにいきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

F.TOMOCHIKA 僕自身も、来年の今頃には、国家試験を迎えると思うと、長いようで短い獣医学を学んだ学生生活だったなと思っております。

 

 

現段階で、僕自身は、フル単(単位を全部取っているという意味)になれたので、

後は、ゼミ生活をこなしていくという段階に入りました。

 

 

 

今回は、このブログを見て頂いている方の中に、学生の方もいらっしゃると思い記事にします。

 

 

 

 

今回のテーマは、

 

 

ゼミ生活

 

 

僕の大学は、4年後期からどこかのゼミに所属します。

 

分野としては、

 

基礎研究のゼミとして、大枠で、

【生体機能】【感染症】【衛生】の3つ。

この3つの中で、細分化されていきます。

【生体機能】でしたら、解剖や生理や薬理などなど。

【感染症】でしたら、病理やウィルス・細菌など。

【衛生】だと、環境衛生や人獣共通感染症など。

 

 

臨床系のゼミでは、大枠で、

【生産動物】【伴侶動物】の3つ。

この2つの中で、細分化されます。

【生産動物】でしたら、生産内科や外科。(僕は生産内科に所属してます。)

(内科的記事書いてます。よかったら読んでください。→家で出来る一般的身体検査

 

【伴侶動物】では、内科や外科など。

 

 

人それぞれですが、4年後期からゼミ活動を始めて、研究をする人もいますし、

本格的なゼミ活動の始動は5年からなので、5年までは何もしないという人もいます。

 

 

僕自身は、栄養学を専攻したかったので、4年後期から、指導して頂いている先生にお願いして、

研究計画を出し、飼料設計をし研究をしていきました。

最終的な卒論研究としては、

【仔牛の粗飼料給与内容が栄養状態に与える影響】

が僕の研究内容になりました。

 

 

 

 

そして、今日の僕がお話したいテーマ、【ゼミ生活

 

その【ゼミ生活】の中でも、今後ゼミに所属する学生の方に色々考えて頂きたいな〜と思う事を記事にさせて頂きたいと思います。

 

 

僕、F.TOMOCHIKAの経歴ですが、別に自慢出来る人生経験もありませんが、社会人を少し経てこの大学に来ております。

 

社会人と大学生は、全然身分が違いますが、

 

僕思うんですよね、ゼミ生活って【半社会】だと。(反社会ではないですよ、半分社会という事です)

 

4年制の大学で考えてみてください。

 

現役の子だとしたら、18歳で入学した場合、22歳から社会人になるという事です。

 

では、6年制の大学ではどうでしょうか??

 

そう、22歳の段階で5年生になります。

 

6年制の大学で考えれば、5年生および6年生≒4年制の大学では社会人の年齢

 

つまり、6年制大学の5年生・6年生は、社会人になる準備期間だと思います。

 

 

 

この5年生・6年生というのは、今までの生活とは一変します。

 

今まで(1年生〜4年生前期)は、授業を15回分受け、それに対する確認テストをし、単位を貰い終了。

 

要は、全てが自己解決出来るといってもいいでしょう。

 

つまり、自分次第であり、勉強には才能はいりません。努力でどうにでもなりますし、主観的に過ごせば終了する時期といえます。

 

 

 

 

 

それでは、【ゼミ生活】として、5年生・6年生はどうでしょうか??

 

 

 

それは、今のままでの主観的行動では上手くいかないのです。

 

それは何故か??

 

①如実に人間関係が関わってくるからです。

 

ゼミの指導して頂く先生との関係
ゼミに所属している同級生との関係
ゼミに所属している後輩との関係

 

また、

②自分自身がやりたい研究なのかどうか。

 

これも大きな問題にはなってきます。

 

 

これらについて別々に考えていくべきだとは思います。

 

 

 

順番が前後しますが、

 

②自分自身がやりたい研究なのかどうか。

 

これは、すぐにでも解決出来る事です。

 

ゼミの指導して頂く先生に、ゼミに所属する前から、いっぱいお話すればいいのです。

 

【そのゼミのスタンス・研究内容・その先生の人柄・どの程度自由がきいて・どの程度強制的な仕事があるのか】

 

初めからこの内容を先生とお話し、納得がいけばそのゼミに行く、
(全部が全部希望が叶うとは限りません。この中でも譲歩出来る事があれば譲歩する。順位つける事が大事だと思います。)

 

納得がいかないなら行かないそれだけです。

 

 

 

 

 

次に、

①人間関係

これは一番難しい話ではあるとは思います。

 

ゼミの指導して頂く先生との関係
ゼミに所属している同級生との関係
ゼミに所属している後輩との関係

 

これは全て運の要素が強い。

 

 

・自分とはスタンスが違う人間が同じ環境にいて、やりにくい

 

・先生の要求が厳しい

 

・後輩が思いような動きをしてくれない

 

こんな悩みがあるかもしれません。

 

 

でも、それって、今までの人生で、同時に全ての事象が重ならないかもしれませんが、経験した事はありませんか??

 

その時の対処法は人それぞれですが、自分の中での正解を見出しながら日常を過ごしていくしかないのです。

 

 

 

僕自身の現在の置かれている状況を恥ずかしながらお話させて頂くと。

【ポジティブな面:
・ゼミの先生とはものすごく上手くやってます。(何十回とお話し、自分のスタンスを理解してもらってます。)
・自分のしたい研究をしています。
・しなければならない雑務に関しては納得の上です。
・やらなければならない仕事ははっきりしているので、フレックスで仕上げます
・後輩とはものすごくいい関係です】

【ネガティブな面:
・同級生とは温度差があります。】

恥ずかしいですが、今の僕の現状です。

つまり、ネガティブな面は絶対に誰しもあると思います。

ただ、ではこのネガティブな面、どう解決しているかというと。

 

僕は・・・・・【気にしてない】というのが事実(笑)

やる気がなかったり邪魔してくる人間はほっといてます。というか、その人間達を相手にしている暇もないというのが現状。

 

 

 

 

では、話を変わるようで変わらないのですが、

 

今からゼミに所属する学生の方々

 

【納得出来るまで安直にゼミを決めるような事はしないでください】

 

なぜ、このような事をいうのかというと、

 

僕の周りにもいるのですが、

【すぐ不満をいう・すぐ楽をしようとする・自分の思い通りにならなかったら文句しか言わない・

そして。。。。それが叶わなければすぐ転ゼミをしようと考える】

 

こんな人間が多すぎます。

世の中、自分の思うように行かない事の方が多いです。

そして不満を言ってるだけでは変わりません。行動しないと。

 

なのに、それを全て人のせいにし、転ゼミを繰り返すような輩がいます。

 

え??それって、社会人になっても、自分の職場に不満があったら、転職を繰り返しますか??

 

そんなに簡単に何回も転職は出来ないです。

 

 

 

昔の職場にもいましたが、

 

職場では元気ややる気はなくなるのだが、趣味や遊びでは活動的。
また、他人の何気ない言動に敏感に反応し、自分が無視されたとか、批判されたとか否定的に解釈する。
そのせいで、激しく怒ったり、ひどく落ち込んだりする。

 

今のゼミ内にも同じような人間はおり、

例えば「作業のスピードをもう少しあげられるといいね」などとアドバイスした日には、

自分の仕事のペースが遅いと批判されたように感じるのか、落ち込み、翌日は研究に来れない
(このタイプの人間は、自分の能力を正当に評価しない、向かない作業をさせている、自分の事を理解してくれない等など、人のせいにするのがお得意です。)

 

 

このように、

【色々と熟考もせず安直にゼミを決める事により作り出されるモンスター】

 


が自分自身になるのは嫌ではないですか??(僕は絶対に嫌です。)

 

 

なので、

 

このブログを読んで頂いた今後ゼミに所属する方々には、

 

【納得出来るまで安直にゼミを決めるような事はしないでください】

 

これを今回のメッセージとして送らせて頂きます。